投資用ワンルームマンションを安定して運営していくためには、入居者の需要が高い設備を持つマンションかどうかを、購入前にチェックする必要があります。
単身者向けマンションとファミリー向けマンションでは求められる設備も違ってきますが、今単身者向けマンションに必要な設備は何なのか。人気ランキングなどからお伝えしていきます。
最も求められている設備が、バストイレ別物件であることです。
20年ほど前まではいわゆる三点ユニットバス、つまり洗面台・お風呂・トイレが一つのスペースに収まったものが、省スペースと低コストということもあり人気がありました。
しかしユニットバスはゆったりとお風呂に入りたいという人、水回りを清潔に保つたいという人にはあまり人気がありません。最近建てられているマンションのほとんどは、水回りがバストイレ別となっています。
近年求められる設備として、人気が上がっているのが無料インターネットです。
インターネットは、今インフラの一つとして人々の生活に必須です。
インターネット回線が入居初日から無料で使えるということは、入居者の呼び込みに大変大きなアドバンテージになります。
インターネットは引っ越し後契約までの時間が1~2週間発生し、その期間大変不便な思いをする人が多いのです。
しかし無料インターネットであれば、自分でインターネット業者と契約する手間もなく、引越し初日からインターネットが使えるので大変便利です。
また自分でインターネット業者と契約する必要がないので、通信費を抑えられるメリットもあります。それだけに無料インターネットの人気が高いのです。
特に女性に需要が高いのが、オートロックやモニター付きインターホンなど、防犯関係の設備です。
オートロックで建物の入り口で不審者の侵入を防止。さらに各部屋玄関で外部の様子を確認できる二重の防犯体制を備えれば、その安全性は高いものになります。
オートロックは20年ほど前のマンションでも多く設けられていましたが、モニター付インターホンはここ5年ほど急激に需要が増した設備の一つです。
モニター付きインターホンの設置は、1万5千円~2万円程度と比較的安価で設置することが可能です。
ワンルームダイレクトが販売するマンションでも、これらの設備が導入されているものを中心としています。
また設備には、無料インターネットやモニター付きインターホンのように、後付けでそれほどコストをかけずに設置できるもの。オートロックのように、後付が難しく建物の設計段階でその設備を導入しておかないと、後々の設置では大きなコストがかかるものの二つがあります。
最初の段階で、購入を検討する物件がどのような設備を備えているか、しっかりと確認して購入しましょう。